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我輩は影のオーナーである。名を「さちこ」という。
普段は地方都市にある本社社長室の座布団型デスクの上で 瞑想している。


時折、店の方から「視察に来い」との要請がある。面倒くさいことこの上ないが、従業員から献上されたホッケに免じて、行ってやることにしよう。

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2017年4月 6日 (木)

マジョリカ、花の季節に餃子を紹介する

私が布団の中で春の訪れを祝っている間に、エイプリルフールが過ぎ去ってしまった。
なんということだ。今年も渾身のオーナージョークを温めておいたというのに。
この悔しさをばねに、今回のブログは写真と内容を盛りだくさんにしようではないか。
(決して小粋な嘘が思いつかなかったわけではない。決して。)

先週末が花盛りと申した天気予報を華麗に裏切り、
自由が丘の緑道は今こそが満開の花見ごろである。


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けぶるように咲き誇る桜並木の下を歩くと、花の香りがふわりと鼻に届くほどだ。
おそらく今週末には花吹雪となってしまうだろう。その前にぜひ見事な光景をお楽しみいただきたい。

*****
そんな花盛りの自由が丘とは全く関係ないが、我がマジョリカの餃子を紹介しておこう。

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(※写真では5個入りになっているが実際は6個で一皿である)

豚肉たっぷり、野菜もたっぷりの自家製の餡を
焼く直前に一つずつ包んでから焼き上げる、ちょっと手間のかかる一品だ。
(なんでも包んでから時間が経つと皮がべっちょりしてしまうそうで、
従業員のささやかなこだわりである)。
もっちり厚めの皮が豚肉のうまみをしっかり閉じ込め、ビールが進むことこの上ない。
居酒屋の餃子としてはかなり高いレベルなのではとつい私も疑うほどだ。

花より団子とにんにくを、という方はぜひお越しを。

ついでに現在のお通しもビールによくあうのでおすすめしておこうと思ったが、
ぼんやりした従業員のぼんやりした説明からは料理名が判別できなかったので
写真の掲載にとどめておく。
「でもみんな絶対好きなやつですよ! 
きゅうりがピリ辛ででもちょっと甘みもあってシャキシャキですよ!!」
と熱を込めて語ってくれたがわからないものはわからない。

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背後にあるのは「大きさの参考に…」と従業員がそっと気を聞かせておいてくれた 「三岳」だ。気遣いはうれしいが何かが確実に間違っている気がする。


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2017年4月 1日 (土)

マジョリカ、自由が丘の花見によせて

さて、4月である。年度初めである。花見時である。

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我が店から一本入った自由が丘の桜並木もちらほらとつぼみがほころびはじめ、
奥沢二丁目公園の近くの木はもう満開の花見ごろ。

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駅前には「さくらまつり」の出店も並び、街を挙げてお客様を迎え入れる準備は万全だ。

我が店にまったくメリットがなくとも、我が町を訪れるお客様に
有益な情報を差し上げるのもオーナーの務め。
早速自由が丘で30年続くお店のオーナーが教えるお花見の穴場スポットや
桜祭りの楽しみ方などをここに書き綴ろうと思っていたのだが。
ああ、まったくなんという運命のいたずらか。


桜の満開予報の出た本日は雨、そして明日も曇りがちで天気が不安定、
しかも気温もまだまだ寒いというではないか。

なんということだ。こんな中外で花見酒などしては、我が町を訪れた
大切なお客様が皆寒さに凍えてしまう。
せっかくおしゃれな街自由が丘に来ていただいたのに、その手足をかじかませて
帰すなど、そんな非礼が許されるはずがない!

と、いうわけで。
明日自由が丘に花見に繰り出そうと思われる御仁は、
遊歩道や子どもたちの憩いの場・奥沢二丁目公園でたっぷり
桜を楽しんだあとは、美しい桜を心に刻んでどうか我がマジョリカで暖を取ってほしい。

いつも魅力満開の私と頭の中が春模様の従業員、
そして数々のあったかメニューとお酒を用意してお待ちしている。

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従業員に目を光らせつつ、特等席で暖房の効き具合を抜かりなく確かめる私。
この暖かさならお客様を迎え入れるのに申し分ないだろう。

2017年3月28日 (火)

マジョリカ 最強のお通しを開発する

開業して30年も経った今こういうのも難だが、今マジョリカには
料理革命の風が吹き荒れている。

きっかけは従業員が偶然出会った、やたらおいしいだし(詳細は企業秘密)だ。

それを使えば煮物も味噌汁も抜群にうまい。炒め物にほんの少し加えて風味をつけてもいい。
この素晴らしいおいしさを何とかお客様にも伝えねばと、従業員が苦心惨憺の末
新たな料理を作り出した。

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見た目はただのこんにゃくの煮物だが、
立ち上るお出しのいい香りをお伝えできないのが残念でならない。
圧力なべで4時間かけて煮込まれたこんにゃくはだしのうまみを芯まで吸い込み、
口の中でほろりとくずれるその食感は、煮凝りを思わせるほどやわらかい。

が、まさかの具がこんにゃくのみ、絵面のあまりの地味さもあいまって、
残念ながらお通しのみでの提供となっている。

最近仕込んだものがまだしばらくはあると思うので、ぜひ従業員渾身のお通しを
ぜひ味わいにいらしてほしい。
が、これは従業員のマイブームが生んだ奇跡の産物、作るのにあまりにも
手間がかかるので、別のお通しに切り替わっていたら、ああブームが過ぎたのだと
笑ってやりすごしてほしい。

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従業員が鍋を見張るあいだ、特等席を独占する私。
うるさい奴がいないと思索もはずむというものだ。


2017年3月12日 (日)

マジョリカに謎の飲み物、襲来

しっぽの先まで冷え切るような寒い日が続いている。
おお、なんという地獄。なんという恐怖。
こんな日は猫舌の私も、すこしあたためたミルクなど飲んで身体の芯から
ほっとしたい。従業員たちも同じ思いなのか、ストーブの前で飲み物を広げ始めた、
と思いきや、私は目を疑った。

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「いったい誰が買うのだろう」と横目で通り過ぎる飲料が、いま、
私の眼前にずらりとならんでいる。

「珍しいから買ってきた」とそっけなく告げる従業員に「なぜ味で選ばない」と
突っ込みを入れる間もなく始まった「恐怖のコーラ品評会」、短いが早速レポートしていこう。


まずは名前からは泥臭さがにじみ出ている「鰻コーラ」。
白焼き、蒲焼、肝吸いといった美味を思い出すにつけてもコーラにできる気は
一切しない。早速飲んでみると魚としての鰻味、というより
甘辛の鰻ダレをコーラにしたような味だそうだ。
私としては鰻はそのまま食べたいし、ましてやコーラにするなど理解不能だ。
人間とはわからないものである。


「白米にあう?!」というラベルに従業員が思わず「ダウト」とつぶやいた
「梅干しコーラ」は、意外にも普通においしかったそうだ。
コーラの薬っぽい感じが苦手な従業員も、梅の酸味と塩みでさわやかに飲める!と
太鼓判だ。ただ同時に、白米には決して合わないだろう、と分析していた。
米好きの従業員は白米にシュワッとさわやかさは求めていないのだ。


さて、今回一番の鬼門「カレーコーラ」。注いだときの匂いはそれほどでもなかったが、
一口ふくむと、ねっとりと広がるカレールーの味、味、味。
だが後味は妙に甘い。
「前飲んだカレーラムネよりカレーが濃い」というのが従業員の総意だったが、
こんなキワモノカレー飲料を飲み比べたことがあること自体が
おかしいと思わないのだろうか。


すべて飲み終わった後、「今回はあんまりパンチがなかったね」と従業員の一人がぽつりと
つぶやいた。ほかの従業員もうんうんとうなずき、それぞれの持ち場に戻っていった。

なぜ、飲み物にパンチや珍しさをもとめるのか。

口に入れるものにまずさや恐ろしさを求めるのはなぜなのか。

従業員の頓馬な考えを理解しようと思ったが、やはり人間とはわからないものである。

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写真は従業員が飲み物品評会に勤しんでいる最中の私。

(以前従業員が謎の飲み物を飲み比べたときのレポートがこちら。
http://g334100.blog.gnavi.co.jp/blog/2009/08/post-f607.html
8年前から何一つ変わっていないのが恐ろしい。)

2017年2月13日 (月)

マジョリカ、一攫千金を目指して

厳しい寒さに身を縮め、機をうかがっているうちにとうとう2月になってしまった。

さて、先の日記は従業員への愚痴に終始するなど、この高貴な私には
ふさわしくない内容となってしまった。今回はこのようなことのないよう、
ちょっと景気のいい話をさせていただこう。

*****
昨年の中頃だったか、従業員がいつにもましてへまを連発した時期があった。
まあ、へまといっても大したものではない。
連日同じ野菜ばかり買い置きしてしまったり、ほかの従業員の足をうっかり踏んだり、
ほかの従業員のおやつを間違えて食べてしまったり、という程度だ。

お客様や何よりこの私に被害が及んでいないので
別に全然まったく何一つ気にしていなかったのだが、
従業員は猛省したらしい。突然謎の小包をもってやってきた。

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「今までのご無礼は、ひとつこれでよしなに…」といって
差し出されたのは、その名も「黄金色のお菓子」という珍品中の珍品。
(なんでもネットで見つけたらしい)
景気のいい名前と、明らかにどこかの越後屋で見たことのありそうなルックス。
小判型の金の紙包みのなかにダックワーズが一つずつ入っているこだわりようだ。
この悪代官感満載のおみやげに、おやつを取られた従業員も思わず大笑い。

「越後屋お主も悪よのう…」などとつぶやきながら、なしくずし的に仲直りしていた。

*****
そしてそれから数か月後、「黄金色のお菓子」を持ってきた従業員が
またしても小包を手にやってきた。
なんでも週末に加賀百万石の街・金沢に遊びに行ったそうで、
土産は豪華に金色に輝く「金粉入りカステラ」であった。


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「金の味しないね」などと馬鹿な感想をいいながら、
もぐもぐとカステラをほおばる従業員たちをしり目に、
私は我が店をゆるがす重大な事実におののいていた。

さて、皆様もお気づきだろうか。


従業員がお菓子を持ってくるたびに、金の含有量が徐々に増えているのだ。


金の厚紙に包まれた焼き菓子(金含有量0)から、
表面に金箔がかけられたカステラへ。


なんということだ。この従業員がもう3回ほど出先で菓子を買い求めたら
そのうち金の延べ棒が手に入るに違いない。
私も我が店の従業員も遊んでくらせるではないか。


この事実に気づいてからというもの、私はこの金の手をもつ従業員に
気づかれぬようにこっそりとプレッシャーをかけている。

さあどうした従業員よ、早く遊びに行くがいい。そして金を手に戻ってくるのだ。


私のそんな思いを知ってか知らずか、今日も従業員は熱心に働き、
そして熱心にへまをやらかしている。


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厳しいまなざしをなげかける私。視線の先にはもちろん例の従業員だ。

2017年1月25日 (水)

新年のご挨拶

さて、輝かしい2017年の到来である。
まずは新年の寿ぎの挨拶からはじめよう。

昨年も賢明なお客様方のおかげで我が店は大賑わいであった。
本年も頓馬な従業員のことは振り捨ててもいいので、
私のことは重点的によしなにお願いいたす次第である。

「年明けから20日も経ってから年始の挨拶なんて遅すぎる」などと
後ろから無粋な従業員の声が飛んでくるが構うものか。
従業員たちは新年の晴れがましささえすぐに忘れる鳥頭だから
そんなことを言うのだ。
この私のように日々を謙虚に、すがすがしい気持ちで迎えていれば
新年など何するものぞと私はいいたい。

そもそも「寝正月」などと言い訳して正月中だらだら過ごし、
今なお元のリズムに戻れず正月を恋しがるなど愚か千万。
この私を見るがいい。つねに店を思い、顧客を思い、
一人目を閉じ静かに思索にふける(足元にもちろん布団は欠かせない)、
そんな厳しくも規則正しい生活を続け、正月ボケなどとは一切無縁だ。

従業員たちも鳥などではなく私の爪でも煎じて飲んで、
俗世のイベントに惑わされない心をもってほしいものである。

…おっと、新年早々従業員への小言に終始してしまい申し訳ない。
この私の美貌に免じてお許しいただきたい。


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憂い顔も魅力的な私。寝起きでぼんやりしているわけでは決してない。


2016年11月26日 (土)

今、自由が丘に感謝する ~従業員、財布を落とす~

都内屈指、いや日本屈指のおしゃれタウン、自由が丘に店を構えて30年。

石を投げればスイーツショップかヘアサロンかおしゃれ系専門店にあたるような
おしゃれな環境で日々立ち働いているにも関わらず、
我が店の従業員はちっとも洗練される気配がない。

この世に生れ落ちたその瞬間から知性と美貌と才覚を兼ね備えていた私とは大違いだ。

おい従業員よ、この自由が丘で、そして私の下で働くものとして、
もっと知性と品格を養ってはどうだ。
そんなにも頓馬なままだと、いつか「自由が丘住人の資格なし」なんて
言われて追放されてしまうぞと、
ちょっときつめの冗談を言い放ったその直後だった。


従業員が財布を落とした。
しかもおろしたばかりの現金数万円入り(我が店にとっては大金である)、
キャッシュカード、クレジットカード、免許証保険証と個人情報も全部入りの状態でだ。

なんと愚かな…! 

従業員のあまりの間抜けさに、私は肉球で顔を覆うしかなかった。
人間の世界で命にも相当する金と個人情報を一度に紛失するとは、
まったく愚かにもほどがある!
そんなことでは自由が丘の街からはじき出されてもおかしくはないぞ!

そう怒鳴ってやろうかとも思ったが、
数万円を一度に失い、カード類再発行のめんどくささにのたうち回る従業員に
追い打ちをかけてやるのは流石に気の毒なのでやめておいた。


だが翌日、事態は大きく動いた。
従業員が朝一番に碑文谷警察に電話してみると、財布は無事届けられていた。
カード類も現金もすべてまったく手つかずの状態で。
財布を取りにいったら「お礼もとくにはいらない」とのことだ。

神よ……!
私は天を仰ぎ、そして今までの言動を心から悔いた。
愚かな従業員がこの上品な街に似合わないなどと思った私が愚かであった。
むしろ自由が丘の方々が皆上品だからこそ、
この頓馬で間抜けな従業員が30年も平穏無事に暮らしてこられたのだ。
もう少し生き馬の目を抜くような街だったら従業員はとっくに粉微塵だ。
私は心から反省した。

この自由が丘というおしゃれで、上品で、そして治安と善意に満ち満ちた町で
暮らせる喜びを胸に、今日も私と従業員は生きている。

*****
なお、従業員が友人に財布の顛末を話したところ、
「自由が丘マダムだったら’あらこれだけしか入っていないなんて…’
なんて言ってお札を増やしてくれそうだよね」と言われたとのこと。

「そういえばそうだ!あーまた今度もっと素敵なマダムに見つかるような場所に
お財布おとしておこうかな?」

なんて世迷い事を従業員がつぶやいていた。さすがに正義の猫パンチをかましておいた。

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こんな従業員ではあるが、自由が丘住民の皆さまはこれまで通り
上品かつ深い懐で見守っていただきたい。

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2016年10月30日 (日)

ハロウィーンによせて

あっという間にハロウィーンがすごい事になっていた。


仮装して歩く人の姿は数年前からちらほらと見かけてはいたが
今日いきなり、従業員からこう言われた。
「”Trick or Treat!”給料上げなきゃイタズラするぞ!!」


世情、流行に疎い…いや常識すら危うい従業員がハロウィーンを認識したという事は この行事、かなり世の中に浸透していると思われる。
実際去年よりも今年のほうが 街行く人々の仮装率は高いようだ。


「オーナー、聞いてますか?
”Trick or Treat!" 給料上げなきゃイタズラするぞ!!」


こらこら、”Trick or treat”とは子供達がお菓子をねだる言葉ではないのか?
”お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!”と。
「じゃぁ、お菓子でもいいです。”お菓子をくれなきゃイタズラ…」
従業員は少々不満そうに言葉を変えた。


ふざけるな!
無邪気な子供達が言うなら可愛いが、ふてぶてしい大人に言われると これはもはや恐喝である。
そんな犯罪に従業員の手を染めさせる訳にはいかない。
心を鬼にして正義の猫パンチをくらわせてやった。


しかしハロウィーンはもとよりクリスマス、バレンタインデーと異文化の行事がこのところすごい勢いである。
グローバルな視野を持つ私なので異国の文化を取り入れる事になんら異存はない。


だが自国の文化も大切にしたいと思うのだ。


たとえば『花まつり』。
お釈迦様の誕生を祝うこの行事。もう少し盛り上がらないものだろうか……
『花まつり』というネーミングも美しいではないか。


そこで私は提案したい。
『花まつり』には魚を贈りあうのだ。
『花まつり』と魚をどう結び付けるかは大手広告代理店にお任せするとして、
スーパーやデパートはこぞって花まつりフェアを行いさしみや鮮魚の特売をする。
素晴らしい!
自国の文化を大切にしながら沿岸漁業の後押しもできる。
いい事ずくめだ。
スーパーの棚に並ぶ、特売シールの貼られたさしみのトレイは クリスマスケーキよりも心ときめくではないか。


大手広告代理店の方々、是非ご検討を…


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私も軽くマントなど羽織ってみた。
どんな仮装をしても美しさは隠せない。


2016年10月 8日 (土)

自由が丘女神まつりによせて

世間の流行や上がり調子には目もくれず、

明日10月9日、10日の2日間、我が町自由が丘における一大イベント、
女神まつりが開催される。

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毎年恒例のお菓子の家はもちろん、
さまざまな屋台やワゴンセールが立ち並び、街中ではジャズや一流アーティストの
ライブまで開催される……なんてことはひとまず横に置いておいて、
私が言いたいことはただ一つ。

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そして女神まつり散策で疲れた足は、ぜひ我が店「マジョリカ」で癒していただきたい。
むしろ我が店にいらしていただければ女神まつりなどそのついででも全くかまわない。

自由が丘の真の女神こと私と、女神に仕えるには少々軟弱な従業員がお待ちしている。

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女神まつりを記念して、麗しい私の写真を大幅増量してみた。
この美貌が集客につながると信じて。

2016年9月23日 (金)

マジョリカ、ノーと言わない店を目指して

「なんでもある、こだわりはない」を自称してはばからない我が店マジョリカだが、
その宣言の通りフードメニューの多さは私の存在以外で唯一自慢できる点である。

サラダは6種、ピラフは2種、おしゃれな「ロシア風ハンバーグシチュー」から
庶民派「豚肉の野沢菜炒め」、シンプルすぎるメニュー名が謎を呼んだ「油揚げ」、
メニューに載せきれなかったおすすめメニューを
ひっそりとホワイトボードに書いておくほどだ。
個人店にしては頑張っている方ではないだろうか。

ただ、どんなに品数をそろえてもやはり限界があり、お客様の
気分に沿いきれるものではない。

先日私が久々に営業時間に店の視察に訪れたところ、
さる常連客が見たこともないものを食していたのだ。

当店一グルメで格調高い私が精査していない料理を出すなど言語道断!
これは一体どういうことだ従業員よ。ことの次第によっては私の猫パンチが飛ぶぞ。

「ああ、あれですか?
スパゲティにカレーかけたんですよ。常連さんに頼まれて~」

「そうなんですよー、なんかがっつりしたスパゲティが食べたくなっちゃって」

はじめは「白菜とベーコンの炒め物」をかけてもらおうとしたそうだが、
「白菜はあっさり系だから、多分そんなにがっつりしないですよ」との
従業員のアドバイスでこのような形に落ち着いたという。

なるほど、謎のメニューは常連客のご気分をおもんばかってのことだったのか。
詳細も知らずに叱りつけてしまい悪かった。従業員よ、これからも存分に励んでほしい。

****
なお、従業員曰く
「マジョリカのモットーは「ノーと言わない店」ですからね!
頼まれればパスタのカレーかけだろうが
ジンの醤油割りだろうがなんだってやりますよー!」

とのこと。従業員が手すきで心に余裕がある時を見計らって、
そっと頼んでみてほしい。
(従業員は30年にしてまだ未熟なので、
一度にあまりたくさんのことを同時にできないのだ。
まったく、布団でうとうとしながら思索を練り、同時に従業員の与太話に
しっぽで適当に相槌を打てる私を早く見習ってほしいものだ)

*****
なお、従業員が3度、やんわりと止めたにも関わらず断行されたものに関しては
申し訳ないが「完食」を義務付けさせていただくことだけはご了承いただきたい。

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ジンの醤油割りをオーダーされる御仁は、どうかご注意されたく。

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