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我輩は影のオーナーである。名を「さちこ」という。
普段は地方都市にある本社社長室の座布団型デスクの上で 瞑想している。


時折、店の方から「視察に来い」との要請がある。面倒くさいことこの上ないが、従業員から献上されたホッケに免じて、行ってやることにしよう。

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2017年4月29日 (土)

従業員、大根おろしで芸術品を創る

それは、ある暇な日の夕食のときのことだった。

この日は従業員と久々にほっけを試食するということで、
私も気合を入れて待機していた。
(我が店で出されるものの品質チェックはオーナーとしての重要な責務である。
私がどうしても食べたくなってねだったわけでは決してない。)

じゅうじゅうと脂の焼ける音を立てて、オーブンからほっけが出てきた。
皮目は箸で触れるだけでパリッといい音を立て、なんとも言えないふくよかな
いい匂いの湯気を立てて皿で私を待ちわびていた。

そんな熱々のホッケを目の前に、今日に限って従業員がなかなか皿を持ってこない。

繊細な舌を持つ私のために、ほっけを一部取り分けておいてくれている…
というわけでもないようだ。

ええい従業員よ、何をもたもたしている!
こんな食べごろのホッケを目の前におあずけを食らわせるなど悪魔の所業!
早く私のところへともってこい!!

私のいらだちを知ってか知らずか、従業員はのんきな声で
「見てくださいオーナー! ちょっと前に流行った大根おろしアートで
オーナー作ってみました~」

Tno


おデブなラインがそっくりでしょーなどと無礼なことを言いながら、自画自賛ばかりで
一向にホッケをよこさない従業員に対し、私は思い切り猫キックを食らわせたのだった。


もし万に一つもご興味が湧いたかたは、従業員が手すきの時を見計らって
「ホッケをひとつ、オーナー付きで」と頼んでみてほしい。

なお、件名に挙げた「芸術品」とは従業員の大根おろしアートの出来栄えのことでは
全くなく、このモデルの私が、芸術品のように美しいというだけなのでお間違いなきよう。

Dsc_0366

さすがに大根おろしでは私のにじみ出る気品までは再現できなかったようだ。

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