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我輩は影のオーナーである。名を「さちこ」という。
普段は地方都市にある本社社長室の座布団型デスクの上で 瞑想している。


時折、店の方から「視察に来い」との要請がある。面倒くさいことこの上ないが、従業員から献上されたホッケに免じて、行ってやることにしよう。

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2015年6月

2015年6月29日 (月)

従業員、グリーン対策の秘密兵器を買う

ひと月ほど前だろうか、突然従業員が妙なものを買ってきた。

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調理に使いそうな気配は一切ない。いったい何に使うのか。
これで寸胴鍋をかき混ぜるとでもいうのだろうか。

「これは新しいパターです! 先日、常連客とのゴルフコンペでこてんぱんにやられまして…
このままじゃマジョリカの威厳の失墜ですよ! これはわが店の名誉回復のための必要経費です!」
こんなときばかり弁舌のたつ従業員、まったくあきれるばかりである。

とはいえ道具のほうはなかなか立派なもので(私にはよくわからないが)、
世界のプロが使うという、まさに匠の道具。
同好の士である常連客のI氏やT氏からは「スコアを金で買っちゃだめですよ~!」などと
からかわれたが、「いや、今だからこそスコアも金で買えるんです!
これ以上年行ったら金をかけても買えなくなるんですよ!」と応戦していた。
とはいえ常連氏たちも『飛距離アップ!!』というコピーに踊らされてはドライバーを買い替えているという
(そして果てしなくめちゃくちゃな方向へ飛翔するボールを見守っているという)。むなしい言い合いである。

クラブを買ってからというもの、店じまいの後は世界のプロが使うという匠のパターを、
6畳間でこんこんと降り続けている。
「これでパターは怖いものなし! 次のコンペが待ちきれないですよ~!」
そうつぶやきながら黙々とボールを転がし続ける従業員の背中を
私はただただ見守ることしかできなかった。

Dennkiya


つい先日、またしても常連客とのゴルフコンペが開催された。
「日ごろの成果を見せつけてやりますよ!」
などと意気揚々と出かけて行った。

さて、プロ仕様のパターはハイパーなストロークを見せつけてくれたのか、
本当にスコアを金で買えたのか。
その夜かわいそうなくらいしょげ返って帰宅した従業員には聞くに聞けず、真相はいまだ闇の中である。

(※個人の感想です)

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