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我輩は影のオーナーである。名を「さちこ」という。
普段は地方都市にある本社社長室の座布団型デスクの上で 瞑想している。


時折、店の方から「視察に来い」との要請がある。面倒くさいことこの上ないが、従業員から献上されたホッケに免じて、行ってやることにしよう。

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2014年7月

2014年7月30日 (水)

自由が丘に潮干狩りの波? マジョリカ、新たな専門店を考える

先日、わが店の近所にオープンした「傘専門店」の話をしたが、
ここ最近自由が丘は怒涛の専門店ラッシュを迎えている。

お菓子作り用品の専門店やはちみつ専門店、オリーブオイル専門店、紅茶専門店や
ドライフルーツ専門店などまだかわいいもの。
梅干し専門店にピクルス専門店、ルイボスティー専門店、はてはポテトサラダ専門店なんてものまであるのだ。

だがそうした専門店ラッシュは、しょせん駅界隈のおしゃれスポットだけのこと。
自由が丘から多少はみ出したわが店のあたりにはなんの影響もあるまい。
そう思って静観していた。

ところが。

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今年の5月ごろ、とうとうわが店の並びにもオシャレ専門店がオープンしてしまったのだ。


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その名も「Mama's Fishing House」。「女性用釣りファッション専門店」だそうだ。

胸元にカジキマグロがオシャレに飛んだTシャツに出迎えられたかと思えば、戸口には
魚の鱗の質感まで忠実に再現した「超リアルな魚型ポーチ」がかけられており、
そこらの雑貨屋と勘違いしたお客の度肝を抜く品揃えになっている。
(本物の魚が鎮座しているようなら私も毎日でも足を運んだのだが)

入り口にはさりげなく「メバル&カサゴを釣りに行こう!」と釣りイベントの誘いまであり
(魚のチョイスに玄人感がにじみでている)、そこだけまるで気さくな海の家のような佇まいだ。

しかしとうとう、わが店の近辺にまでおしゃれ専門店の波が押し寄せるとは…。

いや、こんな時こそビジネスチャンスだ。我々も専門店ブームの波に乗ろう。
従業員よ、何か自由が丘ではやりそうな新たなムーブメントを見つけるのだ!

下を向いて考え込む(ふりをしている)従業員。長い長い沈黙の後、ひとりの従業員が重々しく断言した。

「次に来るのは“潮干ガール”ですよ、絶対」

その従業員の故郷は潮干狩りの街・木更津。
祖母はアサリの殻むき免許皆伝。実家近くの道路で渋滞の先頭を探しにいったら
潮干狩り場にたどり着いたという潮干狩り界隈生粋のサラブレッドだ。

「森ガール、山ガール、釣りガールときたら、次に来るのは“干潟”のはず。

森も山も遭難が怖いしやたらと虫が出る。海だって船酔いとかクラゲとかイヤじゃないですか。

その点潮干狩りは泥に足を突っ込むだけで済む。まさにノーリスクハイリターン!

雄大すぎる自然に引いた現代人には、この穏やかさはウケるはずです!

それに無心になって泥から貝を掻き出す快感!縄文あたりの採取生活に戻ったようなロマン!!

ちっちゃい熊手とかアサリ剥き用の小刀とか、おしゃれになりそうな小道具だっていっぱい!

きっと自由が丘マダムがおしゃれバケツをハンドバッグみたいに下げて、ちょっとそこまで潮干狩り、なんて日も遠くないですよ。

最近アウトレットも改装されたし、木更津は今まさに旬!

干潮とともに貝をとり、潮が満ちたらお買いもの。なんて理想の一日!夕食には今日とった貝がある!!

どうです!完璧じゃないですか!? 時代は“潮干ガール”にきてますよ!」


…みなさまは、従業員の推理をいかが思われるだろうか。

「マジョリカから潮干ガールの波を起こしましょう!ブログにも“ぜひ木更津へ!”とか書いてくださいよ!」
と従業員は一人で盛り上がっているが、私はそんな一時の熱狂に惑わされることは決してない。

というわけで、皆様この夏は潮干狩りの街・木更津


…ではなく、我が店マジョリカにぜひお越しいただきたい。


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「オーナーの柄ってアサリの殻に似てますよね!」と従業員に言われた。
ほめられている気は一切しない。

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