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我輩は影のオーナーである。名を「さちこ」という。
普段は地方都市にある本社社長室の座布団型デスクの上で 瞑想している。


時折、店の方から「視察に来い」との要請がある。面倒くさいことこの上ないが、従業員から献上されたホッケに免じて、行ってやることにしよう。

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2010年10月

2010年10月28日 (木)

従業員、脂肪と闘う。

今日はまだ秋だというのに、もう12月の気温だそうだ。
季節よ、少し順番を間違えすぎではないだろうか。どうせ間違えるなら春や秋がもう3ヶ月くらいずつあってもよかったのだが。特に今年は秋が短い気がする。せっかく魚のうまい季節なのに…。

さて、そんな食欲の秋の短さにも関わらず、従業員に凶報が届いた。

簡単に言おう。太ったのだ。それも3kg。しかも一年という短期間で。その上身長も測ってみたら、昨年比で1.5cm縮んでいた。無常と言うより他ない。


それを知った従業員の落胆ぶりといったらひどいもので、「体積減って重量増えるって物理的にありえないだろ!」と言いながら、物理法則を超えて太ったわが身を呪っていた。


そんな従業員が最近飲み始めたものがある。

黒酢だ。


何でも別の従業員曰く「黒酢を飲んでた知り合いが、他に何もしてないのに2週間で激やせした」と聞き、怠惰な従業員が喜び勇んでそれに飛びついたのだ。


今従業員はダイエットのため、昼食とともに黒酢ドリンクを飲み、朝食とともに白湯をごくごくと飲んでいる。
なお、突如出てきた「朝ごはんに白湯」と言うのも、いつぞやテレビでやっていたらしい。「朝ごはんと一緒に白湯を飲むと痩せるらしい」と。

従業員が黒酢と白湯を飲み始めてからはや2週間が経った。しかし従業員の体重には未だ何の変化も無い。白湯と黒酢の栄養素すら脂肪に変えているのだろうか。


そして体重が減らないことを嘆く従業員のもとには、様々な「飲むだけダイエット」の情報が集まっている。「豆乳を飲むと痩せる!」とか、「ウーロン茶を飲むと痩せる!」とか、「黒豆茶を飲むと痩せる!」「しょうが紅茶を飲むと痩せる」とか…。


従業員が今後どれを導入していく予定なのかはわからない。
ただ先ほど「じゃあおやつの時にしょうが紅茶飲んでー、夕ご飯の時に黒豆茶にしてー、で、晩酌の前に…」とぶつぶつ言う声が聞こえてきたので、もしかしたら全部導入する予定なのかもしれない。そんなに飲んだら腹を壊すと思うのだが、もしかしたらそれが従業員の狙いなのだろうか。気になるところである。



2010年10月12日 (火)

女神不在の女神祭り、終わる

さて、10月の3連休が終わった。日曜と月曜には毎年恒例、女神祭りが催され、自由が丘の街はいつも以上に大にぎわいであった。

従業員も浮かれ上がって街に繰り出し、火を吹く大道芸人に目を剥いたり、
ロータリーで行われたライブに熱狂したりと、従業員にしては充実した一日を過ごしたようだった。


*****
そういえば、今年の女神祭りはいつもとは少し趣がちがってはいなかっただろうか。
というのも、祭りの前に自由が丘の視察に行っていた従業員が、あわててこんな写真を撮ってよこしてきたのだ。


「大変です、オーナー!!女神像がありません!!」



女神祭りを前に失踪とは…これは事件の匂いがする。

匂いをたどって居場所を捜査などという無粋な事は犬に任せるとして、女神祭りの成功のためにも、私は私の出来ることをしなければ。自由が丘を統べる女神の代役…そう、それこそ私にしかできないことだ!


…というわけで、この2日間は女神の代役として、いつも以上に背筋をシャンと伸ばして念入りに毛づくろいをして挑んだのだが、いかがだっただろうか。いつもより祭りの品格が上がっていたり、どこか上品な風が吹いていたりしなかっただろうか。
本家を超えることを心配しなければならないとは、全く高潔すぎるのも困りものだ。


後から話を聞けば、女神像は駅前広場の工事の間、ちょっと席をはずしているだけということだそうだ。こんな些細なことで騒ぐとは、従業員は相変わらず落ち着きが足りない。女神像も長年立ち続けたのだから、少しは暇をほしいのだろう。


とはいえ、自由が丘の人々も、長年馴染んだ女神像の姿が見えないと、多少の不安を感じたりするだろう。
ということで、女神像無き間は、微力ながらこの私が自由が丘のシンボルとしての役目を果たそうと思う。
女神像が戻るまでの間、私のこの知性と品格が自由が丘の街の格を上げすぎないようにしなければ。しばらく気の抜けない日々が続きそうである。

2010年10月 2日 (土)

従業員、増税に備えて。

そういえば、今日から煙草が値上げされるらしい。朝のニュースでもかなり取り上げられていた。


酒も煙草もやらず、マタタビに溺れることもなく真面目な人生を送っている私が何故そのような話をするのかというと、従業員が皆たいそうなヘビースモーカーだからである。

煙草の値上げを聞いてから、従業員の狂乱ぶりといったら凄まじいものがあった。


一月あたり幾らくらい支出が増えるか検算をはじめる者、


どれだけ煙草を減らせば今までと同じ支出で快適喫煙生活を送れるのかを私に相談してくる者(知るか)、


今ある煙草を無駄にギリギリまで吸ってみる者、

そして、虚ろな目をしてニコレットのサイトを見つめ続ける者…。

私は前述の通り、煙草なんぞに一辺の興味もない。
ただ「従業員が禁煙すれば、私への貢ぎ物が増えるかもしれない」などと思いながら、従業員があわてふためく様子を呆れながら見つめていた。


そんなある日、私が外の見回りを終えて部屋に戻ると、そこには満面の笑顔の従業員。その横には巨大な段ボールが鎮座していた。それも二箱。


私が嫌な予感を感じたその瞬間、従業員は高らかな掛け声とともに段ボールを開けてみせきた。


「ジャジャ~ン!見てくださいよこの量!これから高くなるんで、思い切ってまとめ買いしちゃいました!こんなにたばこを大人買いのは生まれてはじめてですよ~」


まさかこれを全部吸う気ではあるまいなと問うと、こともなげに「え?吸う気ですよ~?」と、のん気な声で従業員が応える。

これを全部吸いきるとは……一体何年計画で使い切る気なのかとつぶやくと、従業員はこともなげにいった。


「何年なんて持ちませんよ。……大体半年くらいですかね?」

今、従業員が買い貯めた煙草は、全て自宅のほうに保存してある。
「自分たちが吸う分を減らしてなるものか」とばかりに、ベッドの下やら棚の中などに厳重に保管してある。全く貪欲な従業員だ。


この溢れ返るほどの煙草買いだめのおかげで部屋が狭くなり、私の憩いのスペースまで狭くなってしまった。嘆かわしい。

ただ従業員が吸うまで置いて置くだけというのも悔しいので、私も枕や座イスとして有効活用してやろうと思う。



余談だが、煙草を買いだめしたところ、煙草屋からもの凄い量のライターをもらったそうだ。


買った煙草を全て吸いつくすのと、貰ったライターを使い切るのと、一体どちらが早いのだろうか。気になるところである。

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