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我輩は影のオーナーである。名を「さちこ」という。
普段は地方都市にある本社社長室の座布団型デスクの上で 瞑想している。


時折、店の方から「視察に来い」との要請がある。面倒くさいことこの上ないが、従業員から献上されたホッケに免じて、行ってやることにしよう。

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2010年5月

2010年5月28日 (金)

従業員、旅に出る ~マジョリカ臨時休業のお知らせ~

我が店は普段はほぼ年中無休である。従業員は休む間もなくへまをやらかし、私も休む間もなく従業員に激を飛ばしたりしている。

そんな我が店であるが、5月26日~6月2日までは休業とさせていただきたい。


従業員が「自分探しの旅に行く」などといってニューヨークへと旅立っていったのだ。
全く、自分の居場所すらわからないとは、従業員はなんて間抜けなのだろう。


従業員のうつけぶりにはため息しか出ないが、せっかく手に入れた休みだ。
騒がしい従業員が帰ってくるまで、普段の思索でつかれた頭を思う存分ほぐすとしよう。


2010年5月 6日 (木)

『1Q84』の一大ブームに寄せて

今、巷では村上春樹が大ブームである。

何でも、『1Q84』という本が空前の大ヒットを飛ばしたのだとか。


我が店の村上春樹を愛する従業員は、村上春樹ブームに乗せられて、過去の作品を読みあさっている。

中でも従業員が一番感銘を受けたのは、村上春樹訳の『ライ麦畑でつかまえて』。

同じ作品でも、翻訳者によって作風や主人公のしゃべり方や性格、その他色んな事が全て変わってしまうこと、そして、例え外国の作家が書いた物語でも、村上春樹が訳せば、そこには村上春樹作品の世界がお目見えする事に大層衝撃を受けたらしい。


読み終えた本を片付けながら、従業員がふとつぶやいた。


「あー、村上春樹はやっぱり面白いなあ。小説もいいけど、翻訳とかも色々やってほしいな~。村上春樹が訳してくれれば、何でも楽しく読めるような気がしませんか?
あ~、源氏物語とかも村上春樹が訳してくれれば、苦手な古文ももっとやる気が出たのにな~。」


…村上春樹訳の源氏物語か……。

あのアメリカンな香り漂う小説を描く人が、きらびやかな平安絵巻の世界を訳すことができるのだろうか。一体どうなってしまうのだろうか。


主人公の光源氏は、やっぱりぴしっとアイロンのかかった着物を着て、当時はあまりなかっただろう翻訳小説なんぞを読みふけっているのだろうか。

そして、ジャズもロックもスパゲティーもない平安の世を、しみじみと嘆いてみせたりするのだろうか。


またある時は女房更衣とのいざこざに巻き込まれ、肩をすくめて「やれやれ」などとつぶやいたりするのだろうか。

考えているうちに俄然興味が湧いてきてしまった。

村上春樹氏よ、もしこの文を読んだら、ぜひ『源氏物語』の翻訳にチャレンジしてみてほしい。

マジョリカ一同、首を長くして待つ所存である。

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