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我輩は影のオーナーである。名を「さちこ」という。
普段は地方都市にある本社社長室の座布団型デスクの上で 瞑想している。


時折、店の方から「視察に来い」との要請がある。面倒くさいことこの上ないが、従業員から献上されたホッケに免じて、行ってやることにしよう。

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2009年12月

2009年12月23日 (水)

他力本願  ~2009年、マジョリカのクリスマス~

さて、もう年の瀬である。

街もクリスマスのにぎやかな雰囲気に包まれ、駅前では女神像がキラキラと輝いている。冬の風物詩だ。


そんなクリスマスの時期になると、我が店を悩ませる問題が出てくる。

そう、クリスマスツリーの飾り場所である。


昨年、店内の大規模な配置換え(パーティ用の荷物置き場の設置&新暖房器具の設置)により、ツリーを飾る場所が無くなったのだ。


毎年出しているリースを入り口に飾り、一応のクリスマスムードを保ってはいるが、やはり店内の寂しさはぬぐえない。


そんな中、ふと店内を見回してみると、妙に目立つボトルがあった。

それもそのはず。普通キープ用のボトルは棚の上に丁重にしまってあるはずなのに、そのボトルだけは何故か目立つ所に飾られていたのだ。


従業員に聞いてみると

「ああ、あれですか?お客さんがキープ用のボトルに書いてくれたんです。なんかクリスマスっぽいでしょ?ツリーも飾れないんで、あのボトルでクリスマスっぽさを演出します!!」

どこの店もクリスマスの時期となると、それぞれ独自のテーマを設定し、クリスマスの演出をするのが常である。

そんな中、2009年のマジョリカのクリスマスのテーマは「他力本願」ということになりそうだ。皆様ぜひマジョリカのクリスマスを味わいに来てほしい。

(もちろん、ボトルに美麗な絵を描いてくれる方も大歓迎だ。是非その画力で我が店を盛り上げてほしい。)

2009年12月16日 (水)

従業員の余談 ~某海賊王マンガに寄せて~

先日、従業員のあきれた失態を日記で公表したが、そこにはちょっとした余談が付いてきた。


日記の表題にもある通り、とある「海賊王に俺はなる」漫画を存じ上げない方には分かりかねる内容になるだろうが、どうかお許し願いたい。かくいう私もよくわからないのだが。


そう。その帰り道、なんと従業員は財布を紛失したのだそうだ。一体どこまで愚かなら気が済むのだろうか。


あちこち探しても見つからなかったため、従業員はともに飲んだ友人にメールを入れた。お邪魔した友人宅に財布がある可能性を、そして同じくしこたま酔っぱらった友人が、間違えて自分の財布まで持っていった可能性を考慮してのことだった。

友人たちに送りつけたメールを従業員が見せてくれたのだが、そこにはこうあった。

「オレの財宝(財布)か…?欲しけりゃくれてやる。

 

 探せ!この世のすべてをそこに置いてきた!」

…尚、友人たちが大捜索時代を迎える前に、従業員の鞄の奥からひっそりと財布が発見されたそうである。従業員の世界はとんでもなく狭いようだ。


そろそろ世は忘年会シーズンを迎える。我が店を訪れる皆様はこんなことなどないように願っている。


2009年12月14日 (月)

従業員の帰路

さて、もうそろそろ忘年会シーズンである。我が店にとっても書き入れ時だ。


そんな最中、従業員の一人が頭を抱えて扉を開けた。心なしか足元もおぼつかない。一体どうしたというのだろうか。


従業員は店に入るなり一言つぶやいた。
「あ、頭が痛い……」


何のことはない。ただの二日酔いのようだ。全く心配して損をした。


二日酔いに同情するほど、私の心は広くない。従業員を尻尾で叱咤して早く働くよう促した。


「そんなにせかさないでくださいよ、オーナー。昨日は大変だったんですよ…」
普段は傍若無人な従業員が、酔いのせいかだいぶ気弱な声を出した。

何でも、前日の飲み会はとても激しかったそうだ。

酒好きな従業員も当然浴びるほど酒を飲み、しこたま酔ったまま友人達と別れを告げ、家へと急いだ。


幾度とある乗り換えを寝過ごすことなく、従業員は渋谷へとたどり着いた。多分「ここで寝過ごしたら帰れない」という緊張感のなせる技だろう。


ただ、渋谷まで来て油断したのだろう。従業員は東横線の中で眠りこけてしまい、気付いた時には自宅のある自由が丘を通り越し、その3つ先の新丸子まで来てしまったそうだ。全く愚かと言うほかない。


従業員もあわてて目覚め、反対方面へ向かう電車へ猛ダッシュ。間一髪滑り込んだ従業員は一安心。座席に座って自由が丘へ着くのを待った。

ところが従業員はそこでも寝過ごした。はっと目を覚ましたとき、従業員ははるばる中目黒まで来ていたそうだ。ほとんど出発地点まで逆戻りしているではないか。全くどこまでも頓馬な従業員め!


今度こそはと従業員は電車に飛び乗った。終電ももう近い。ぐずぐずしている暇は無いのだ。


皆様もうお分かりの事と思うが、従業員は今度も寝過ごした。しかも、従業員が多摩川まで寝過ごしたその時点で、自由が丘へ向かう終電が終わりを告げたのだそうだ。もうあきれて言葉も出ない。


結局従業員は東急目黒線に乗って奥沢まで行き、そこから自由が丘の自宅まで徒歩で帰宅。そのまま布団に倒れこんで、こんこんと寝込み、その後二日酔いの頭を抱えて我が店まで出勤してきたということだ。全く見上げた根性である。


私があきれ顔で見ていると、水を飲んで少し元気になった従業員は朗らかに言った。


「でもオーナー、凄くないですか?確かに行ったり来たりしましたけど、少しずつ自由が丘に近づいてるんですよ!」

…従業員よ、少し落ち着いてほしい。そしてお願いだから気付いてほしい。
確かにお前は行ったり来たりしながら自由が丘に近づいたが、ふつうはそこまでしなくても、自由が丘にたどり着けるということを。

そしてお前は笑顔で「自由が丘に近づいた!」と話しているが、結局お前がたどり着いたのは奥沢だったということを。


2009年12月 5日 (土)

つがいづくりの第一歩

やれやれ、もう師走か。12月は師匠も走るほど慌ただしいというが、この一年は従業員の世話に追われ、例年以上に忙しかったように思う。
来年は少しはしっかりしてくれることを願うばかりだ。


そういえば師走は年の瀬などイベントが目白押しだ。


特に、クリスマスやクリスマスの前日といった、街につがいが溢れ返る行事が珍重されている。
この行事のために「一刻も早くつがいになりたい」と血気にはやる若者たちが、目的を同じくする異性と集い、つがいになるために模索と駆け引きを繰り返す会合、俗にいう「合同コンパ」が、この時期から行われていることだろう。


わが店に来る客にも、そういった会合になれた猛者がいた。


その客が従業員に「異性との交流を深める会での裏技」を伝授していたので、ここで紹介しようと思う。

従業員がその裏技を使ってどうしようというのかは全く定かではないが、まあ従業員ごときに胸中に秘めておくより、こうして皆様に公表した方が裏技冥利に尽きるだろう。
それに裏技を使ったところで、所詮頓馬な従業員だ。撃墜されて帰ってくるのがオチだろう。

…というわけで異性との飲み会の裏技である。

男女同数、同性同士は大体友人同士という中で行われるこの飲み会において、もっとも重要なのは「意中の異性が参加者同士で被らないこと」なのだそうだ。

確かに、楽しい会合の最中に同じ異性を巡り、友人同士で心理的な修羅場が巻き起こるなど、想像もしたくない光景だ。同席した者たちも不憫というものだろう。


そこで客が考えたのが、「宴席で自分が射止めんとする異性をひそかに教えあう術」。


なんとその客は、料理とともに出てくる醤油さしの口の向きを意中の異性に向けることによって、同席の友人たちと意思疎通を図るのだそうだ。
尚、そのため、宴席には必ず醤油を使う料理を無理にでもねじ込むのだそうだ。周到としかいいようがない。


このルールは当然友人間で周知されており、もし醤油さしが同じ方向を向いていたらそれとなくトイレに立って話し合い。
戻ってきたらまたさりげなく醤油さしの向きを変えて、標的の変更を知らせるのだそうだ。


皆様も、異性との交流を深める機会があったら是非試してみてほしい…とはいったものの、ここでネタばらしをしてしまっては、使えるものも使えない。


実はこの裏技を教えてくれた客は、これから向こう3年間シンガポールへ転勤。しばらく合同コンパなど参加できない状況なのだ。

そこで「俺のいない間のことなんざ関係ない」と、友を裏切ってまでこの情報を従業員へと差し出してくれた。その豪快な生き様には称賛の言葉を贈らざるを得ない。


もう一度同じ言葉を繰り返すが、その客の心意気に免じて、是非皆様機会があったらこの裏技を使ってやってほしい。

そして、もし従業員から醤油さしを向けられた場合、間にタバスコやハバネロソースでも差し挟んで拒絶の意を示しても全く構わない。こちらもぜひ試してみてほしい。


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