プロフィール

フォトアルバム
スタッフ

我輩は影のオーナーである。名を「さちこ」という。
普段は地方都市にある本社社長室の座布団型デスクの上で 瞑想している。


時折、店の方から「視察に来い」との要請がある。面倒くさいことこの上ないが、従業員から献上されたホッケに免じて、行ってやることにしよう。

最近のトラックバック

もっとお店のブログを見る

« 2009年10月 | メイン | 2009年12月 »

2009年11月

2009年11月18日 (水)

ああ、色彩の浪花節。

最近、従業員たちがとある歌手にはまった。


その歌手の名は、「エゴラッピン」。一度何人かの客とカラオケに行った際に、この歌手の「色彩のブルース」を見事に歌い上げるプロ歌手、K嬢の歌声に感銘を受け、そこからどんどんとはまっていったのだそうだ。


ある日、いつものように「色彩のブルース」を聴いていると、そこに一人のよく来る客、I井氏が。この人はよく従業員と将棋などを打つ仲である。


その人が店に入ってくるなり一言「あれ、この歌、俺のカラオケの持ち曲じゃん」

瞬間、従業員の間に怒号が起こった。

嘘だ。絶対に嘘だ。そんなはずがない。この華麗な歌を、お前に歌いこなせるわけがないと。宝くじが当たったという嘘よりたちが悪いとまで言い放ったものもいる。

だがI井氏とて負けてはいない。

「確かに俺が歌うとお経のようになる。だがじゃああんたらはどうなんだ。そこまでいうほどうまく歌いこなせるのか!」


そうしてI井氏と従業員(少し音痴)の間にちょっとした抗争が勃発した。大したことない抗争ではあるが、未だ解決には至っていない。

…なんでこんなくだらないことで小競り合いを繰り返すのか。全く意味がわからない。そんなにもめる位なら、もう直接歌って対決すればいいではないか。面倒ならその会を私が主催してやっていい。


参加者は今のところI井氏とエゴラッピンを愛する従業員数名といったところだろうか。

それぞれ得意なエゴラッピンの歌を持ち寄り、誰が一番下手なのかを決めるのだ。

そこで見事最下位となったものには「ヘボラッピン」の称号を授与。
今後エゴラッピンを歌う際にはこの称号のことを思い出し、身の程をわきまえてもらうのだ。

特別審査員兼スペシャルゲストとして、従業員に華麗な歌声を披露してくれたK嬢も呼びたい。その美麗な歌声で会に花を添えてほしい。

そして会の最後には会場全員で肩を組んで「色彩のブルース」を熱唱。皆でエゴラッピンの素晴らしさに酔って閉会という流れだ。
ここにおける「色彩のブルース」は24時間テレビでいう「サライ」的な扱いである。


今も時々、客がいないときなどに従業員はエゴラッピンの歌を口ずさんでいる。それはそれで酷い出来なのだが、果たして従業員とI井氏、いったいどちらが「ヘボラッピン」なのであろうか。気になるところである。
まあ結局「どちらもそれなりにへぼい」という結論に落ち着きそうな気がとてもするのだが。

2009年11月15日 (日)

わが店を一言で言った客

前回の日記で、わが店のキャッチコピーを募集してみた。


あいかわらず頓馬な従業員からはろくでもない案しか出ないが、そんな中たった一人、果敢にコピーの案を応募してくれた方がいた。


その名はH井嬢。

アルコールが飲めないのに頻繁にわが店に訪れてくれ、そのたびにレモネードをおいしそうに飲んでいる。(本人いわく「クエン酸を摂取したいから」だそうだ。)

従業員が変な飲み物にうつつを抜かしていたときには「北海道物産展で、真っ黒なサイダー見つけましたよ!」と教えてくれたという実績をもつ方でもある。(尚、噂の真っ黒サイダーについてはまだ購入に至っていない。鋭意捜索中である。)


そんな彼女が来店して早々「私もマジョリカのコピーを考えてきたんですよ!」と言って披露してくれたコピーが、


「椅子もあります。」


………。

「ほら、この店って親しみやすい雰囲気だし、メニューもなんでもあるし、それに値段だってもう、まるで立ち飲み屋さんかと思うくらい安いじゃないですか!そんな立ち飲み屋さんみたいに安いのに、店内にはちゃんと椅子もあってゆっくり座れるから『椅子もあります。』ってコピーにしたんです。どうですか?」

………。


………………。

………………………………。

とりあえず、彼女のコピーについてはコメントを差し控えさせていただきたい。


ただ、コピーを考えてくれた、その彼女の真心に対して、わが店からささやかな参加賞を贈らせていただこう。


尚、わが店のコピーはまだまだ募集中である。思いついた方は是非従業員にでもひっそりと教えてやってほしい。
(ただ、参加賞は残念ながらご用意できない。あれは先着一名様限定なのだ。)

マジョリカ のサービス一覧

マジョリカ